復活節第4主日(ヨハネ10・1〜10)
- 2023/04/28
- 08:05
「囲いの中」という種 少し前に、用事があってある大学に行きました。大学の正門を入る時、守衛の方に、私が何をしにきたのかということをはっきり伝えると通してくださいました。守衛さんは、その人が誰なのか、怪しい人ではないということを見極める人なのだと、改めて感じました。 きょうのみことばは、イエス様が【羊飼い】であり、【門】であるということを示された場面です。きょうのみことばのひとつ前の9章は、生まれつ...
復活節第3主日(ルカ24・13〜35)
- 2023/04/21
- 07:40
「主に話すこと」という種 私たちは、自分が悩んでいること誰かに話すことで、癒されるということがあります。さらに、それに加え良い勧めをいただくとき、新たな気づきをいただくことがあるのではないでしょうか。 きょうのみことばは、エマオへの向かう弟子たちにイエス様が出会われる場面です。みことばは、「同じこの日のこと、2人の弟子が、……エマオという村に向かって歩きながら、これらの出来事について語り合っていた。...
復活節第2主日(ヨハネ20・19〜31)
- 2023/04/14
- 07:59
「信じる」という種 今年の復活徹夜祭では、修道院で久しぶりに洗礼式が行われました。洗礼式の中でその方が、信仰宣言される時に司祭の呼びかけに「信じます」と言われた言葉を思い出し、信仰生活の歩みの中で「この『信じます』という言葉が信仰を育てていくのだな」と、その時のことを思い改めて【信じる】ことの恵みを感じています。 きょうのみことばは、ペトロともう一人の弟子が「空の墓」を見てイエス様が復活したことを...
復活の主日(ヨハネ20・1〜9)
- 2023/04/07
- 07:43
「信仰の目で見る」という種 私たちは、どのような時に(復活された)イエス様を感じるでしょうか。残念ながら、弟子たちのように肉眼でイエス様を見ることはできませんが、イエス様が身近にいることを感じることができるのではないでしょうか。『足あと』という詩があります。ある人がイエス様と浜辺を歩いている夢を見て、いつもは、自分とイエス様の足あとがあったのが、その人が苦しい時、悲しい時には、足あとが一人分しかな...