受難の主日(枝の主日)(マタイ27・11〜54)
- 2023/03/31
- 08:36
「弱さからの救い」という種 私たちは、時々自分の弱さに対して嫌になる時があるのではないでしょうか。「自分というものが見えず、人の意見に左右され、意に返さない方を選んでしまう」、「悪いこととわかっていても罪を犯してしまう」という悩みが出てくることはないでしょうか。そのような時、「私の弱さ」を振り返って【私を認め】、もう一度イエス様に「私を憐れんでください」と祈ることができたらいいですね。 きょうのみ...
四旬節第5主日(ヨハネ11・1〜45)
- 2023/03/24
- 08:10
「信じます」という種 私の両親は、父が先に亡くなりその8年後に母も亡くなりました。しかし、ショックはありましたが、不思議と悲しいという気持ちはありませんでした。それは、二人とも天国に行っていると感じていたからだと思うのです。 きょうのみことばは、イエス様が病気で亡くなったラザロを生き返らせる場面です。ルカ福音書にもマルタとマリアの話が出てきているように(ルカ10・38〜42参照)、イエス様とこのベタニア...
四旬節第4主日(ヨハネ9・1、6〜9、13〜17、34〜38)
- 2023/03/17
- 08:12
「イエス様との出会い」という種 私たちは、生きている間いろいろな人との出会いがあるのではないでしょうか。そして、その出会いが人の人生を大きく左右するということもあります。洗礼の恵みを受けた私たちは、イエス様と出会いました。その出会いを大切にしていつも共に歩んでいくことができたらいいですね。 きょうのみことばは、生まれつき目が見えない人をイエス様が癒されるという場面です。この目が見えない人にとっても...
四旬節第3主日(ヨハネ4・5〜15、19b~26、30、40〜42)
- 2023/03/10
- 08:04
「水を飲ませてください」という種 私がイスラエルに行った時に、「水を飲むことを忘れないでください」と言われました。私は、何のことだかわからなかったのですが、日本に比べるとイスラエルは、自分が気づかないうちに脱水症状に陥ってしまうそうなのです。おかげで水の大切さを知ることができました。 きょうのみことばは、イエス様がサマリア人に対して宣教される場面です。きょうのみことばに入る前に「ユダヤを去って、再...
四旬節第2主日(マタイ17・1〜9)
- 2023/03/03
- 08:12
「【生】【活】」という種 「生活」という字は、「生」と「活」という漢字で成っています。どちらも「いき」と読みます。これは、正しいかどうかわからないのですが、「生」の方は、人生全体を表し、「活」の方は、その人生の中にある「節目」や「祝い」というようなものを表しているのではないでしょうか。例えば「誕生日」「卒入学」「成人式」「結婚式」などのようなもので、その人の人生において「活力」となるようなものです...