四旬節第1主日(マタイ4・1〜11)
- 2023/02/24
- 08:06
「おん父に心を向ける」という種 典礼は「四旬節」に入り、司祭の祭服も紫に変わりました。私たちにとって【四旬節】とは、どのようなものでしょうか。ある方から「教会の神父様から『四旬節は、大斎、小斎を守り、愛徳のわざ、信心業、節制を守りなさい』と言われたのですが、四旬節では具体的にどのようなことをすればいいのですか」と質問されました。改めて私たちにとって「四旬節」とは何だろうかと振り返ってみることもいい...
年間第7主日(マタイ5・38〜48)
- 2023/02/17
- 07:26
「おん父の子、おん父のように完全になる」という種 私たちの時間の感覚は不思議なもので、楽しい時間は「あっ」という間に過ぎてしまいますが、辛い時間は「まだ、これくらいしか経ってないの、もっと長く感じるのに」と思うのではないでしょうか。同じように、気が合う人いるときは、時間が経つのが早いでしょうし、気が合わない人といる時間は、同じ時間でも倍以上に長く感じられることでしょう。では、私たちがイエス様といる...
年間第6主日(マタイ5・17〜37)
- 2023/02/10
- 08:45
「義務か愛か」という種 私たちにとって「規則」とは、どのようなものなのでしょう。もし、【規則】を義務としてみる場合は、束縛される気持ちになります。しかし、見方を変えてみると私たちを守るものなのではないでしょうか。【規則】がないと人は、自分勝手な判断で物事を決めてしまい、周りとの調和は無視されてしまいます。改めて私たちの周りにある【規則】に目を止めてみるのもいいのかもしれません。 きょうのみことばは...
年間第5主日(マタイ5・13〜16)
- 2023/02/03
- 07:23
「あなた方は地の塩、世の光」という種 私たちは、【塩】から何を連想するでしょうか。塩は料理の味付けや、食物の保存にも役に立ちますし、熱いところで作業する人にとっては、体内の塩分を補給する大切なものではないでしょうか。良い塩は、「しょっぱい」というより、「旨み」「甘み」を感じさせてくれます。改めて【塩】の役割を思ってみるのもいいのかも知れません。 きょうのみことばは、『山上の説教』での教えで、『真福...