年間第22主日(ルカ14・1、7〜14)
- 2022/08/26
- 08:52
「へりくだり」という種 人の謙虚さを表す言葉で、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。私たちは、知識や能力があるとき、それを表に出したい、自分を誇示したいという衝動に駆られます。本当の謙虚さ、謙遜さは、自分の意思、力だけで得ることはできせん。私たちは、三位一体の主の恵みを願い、イエス様の謙遜さを願うことができるように祈ることができたらいいですね。 きょうのみことばは、イエス様がフ...
年間第21主日(ルカ13・22〜30)
- 2022/08/19
- 08:59
「狭い門」という種 千利休の茶室の入り口は、とても狭く身をかがめなければ入れないし、武士が刀を刺して入ることはできません。それは、抹茶を点てるときは、武士も商人もなく皆平等という意味もあり、遜った姿勢でお茶をいただくという意味があるようです。 きょうのみことばは、イエス様が天の宴の席に着くことができる人は、どのような人かを話される場面です。イエス様は、町々や村々を通って人々に教えながらエルサレムへ...
年間第20主日(ルカ12・49〜53)
- 2022/08/12
- 07:54
「火と平和」という種 きょうの『集会祈願』に「ここに集うわたしたちを聖霊によって清めてください。キリストに従って生きる喜びが、一人ひとりのうちに満ちあふれますように」とあります。聖霊は、私たちに「力」をくださるだけではなく【清めて】くださるお方なのです。まず、聖霊の恵みをいただきながら私たちの罪を清めてくださるようにお祈りしたいですね。 きょうのみことばは、イエス様が人々が回心しないことに嘆く場面...
年間第19主日(ルカ12・32〜48)
- 2022/08/05
- 07:56
「幸いな僕」という種 私たちの修道会で13年ぶりに助祭叙階式が行われました。この日は、本人もそして私たちの会にとっても恵みの日となりました。私たちは、この日のためにいろいろな役割を決め準備を行いましたし、彼も心の準備をして待っていたことと思います。日程が決まってそれに向けての準備はとても楽しみですし、心も体も気持ちが高鳴ってくるのではないでしょうか。 きょうのみことばは、『天に宝を積む』という教えか...