年間第4主日(ルカ4・21〜30)
- 2022/01/28
- 07:57
「心から耳を傾ける」という種 私たちは、人と会話をしていてもその人への先入観が邪魔をして素直に聞くことができない場合があります。または、表面的なその人の言葉を聞き鵜呑みにして相手の心の言葉を誤解してしまうこともあります。その人が何を言わんとしているのかを心の耳を傾けて聞くことが来たらいいですね。 きょうのみことばは、イエス様がナザレの会堂でイザヤ書を朗読した後に「この聖書の言葉は、あなた方が耳にし...
年間第3主日(ルカ1・1〜4、4・14〜21)
- 2022/01/21
- 08:01
「生きる源」という種 私たちにとって【みことば】とはどのようなものなのでしょうか。私たちは、聖書を通して三位一体の主からの恵みを頂いています。その時どきにあったみことばから頂いた恵みに、慰められ、力を得、歩みを確かなものとするのではないでしょうか。ミサの中の集会祈願で司祭は、「きょうは聖なる日、神の語られることばが実現する日。あなたに感謝するこの集いが、わたしたちの生きる源となりますように」と唱え...
年間第2主日(ヨハネ2・1〜11)
- 2022/01/14
- 08:46
「ぶどう酒がありません」という種 食事は、一人でするよりも大勢でしたほうが楽しいし、美味しく食べることができます。それが、結婚式の披露宴などの場合は、友人や親戚などが集まりいろいろな話が弾むことでしょう。 きょうのみことばは、『カナでの婚礼』の場面です。カナはナザレの近くにありますので、イエス様の故郷と言ってもいいでしょう。みことばは、「さて、3日目にガリラヤのカナで婚礼があり、イエスの母がそこに...
主の洗礼(ルカ3・15〜16、21〜22)
- 2022/01/07
- 08:19
「洗礼の恵み」という種 私たちは、【洗礼】と聞くと、「カトリック信者になる(クリスチャンになる)」と思うことでしょう。確かにそうですが「新たに生まれ変わる」という意味もあります。きょうのミサの集会祈願で司祭は「洗礼によって新たに生まれ、あなたの子どもとされたわたしたちが、いつもみ心に従うことができますように」と唱えます。私たちの【洗礼】は、1度だけですが、きょうの『主の洗礼』の祝日を祝いながら「洗...