年間第26主日(マルコ9・38〜43、45、47〜48)
- 2021/09/24
- 08:13
「アガペの愛」という種 私たちは、自分たちと違う人に対して不安を抱いたり攻撃をしたりする傾きがあるのではないでしょうか。これからの公開される、『梅切らぬバカ』という自閉症の子(49歳)とその母親の映画を観ました。周りの人は、自閉症の子が奇声をあげ、変わった行動をすることへの恐れのため、敬遠し奇異な目で見ています。しかし、実際にその子を知り受け入れることで分かり合え、安心して接することができるようにな...
年間第25主日(マルコ9・30〜37)
- 2021/09/17
- 08:12
「幼子を受け入れる」という種 私たちはいくつかの欲求を持っています。この欲求は、やる気、活力を蓄える良い作用と、自己の満足や権力など悪い作用の二面の場合があるのではないでしょうか。最初は人のために自分を鼓舞しようとしますが、いつの間にか自分の居心地をさらに良くしようという傾きを持ってしまいます。いつも主のために【欲求】を使うことができるように祈り続けることができたらいいですね。 きょうのみことばは...
年間第24主日(マルコ8・27〜35)
- 2021/09/10
- 08:13
「私のイエス様」という種 私たちにとって【イエス様】はどのようなお方なのでしょうか。私(たち)にとってのイエス様は、優しい方、厳しい方、ただ黙っていつも側にいてくださる方、私を愛してくださる方などいろいろなお姿があるのではないでしょうか。今一度、「私にとっての【イエス様】」を振り返って見てもいいのかもしれません。 きょうのみことばは「ペトロの信仰告白」「初めての受難の予告」そして「イエス様に従うこ...
年間第23主日(マルコ7・31〜37)
- 2021/09/03
- 08:11
「エッファタ(開け)」という種 東日本大震災の時に、何人かの聾唖の方が避難所に近所の方の助けを借りて避難されました。しかし、彼らは、耳が聞こえないために周りのアナウンスが聞こえず、せっかくいろいろな物資が来たことに気づかなかったり、大切なお知らせを聞くことができなかったりとかなりのストレスが溜まったようです。最近では、手話ボランティアや文字やイラストによっての連絡があり、以前よりはかなり改善されて...