四旬節第2主日(マルコ9・2〜10)
- 2021/02/26
- 08:39
「彼に聞け」という種 私たちは、どこか初めてのところに行くために道標があると容易に目的に辿り着くことができます。私たちの最終の目的地は、おん父と共に永遠の栄光に入ることではないでしょうか。その道標としてイエス様がおられ、おん父は、私たちに「彼に聞け」ときょうのみことばで言われているようです。 きょうのみことばは、イエス様が弟子たちの前で姿が変わられた【変容】の場面です。みことばは、「そして6日後、...
四旬節第1主日(マルコ1・12〜15)
- 2021/02/19
- 08:27
「荒れ野」という種 四旬節に入り、司祭の祭服の色が紫に変わり、祭壇に飾られた花もかなり質素な彩りになっています。これから、主の復活を迎える準備をイエス様とともに黙想し、日々を歩んでゆけたら良いですね。 きょうのミサで司祭が唱える祈願文の中には、「罪を退け、福音を信じて生きる者となりますように。」(集会祈願)、「罪に陥ることがあっても見捨てることなく、ひとり子イエスによって救いの道を備えてくださいま...
年間第6主日(マルコ1・40〜45)
- 2021/02/12
- 08:57
「清くしてください」という種 私たちは、パウロが「思いあがらないように、わたしの体には一つの刺が与えられました。」(2コリント12・7)言うような、自分の罪深さ、自分の力だけではどうすることもできない欠点があります。私たちは、この【刺】を取り去ってください、と主に願って行けたらいいですね。 きょうのみことばは、重い皮膚病を患った人が癒やされる場面です。イエス様は、方々の会堂に行き、たくさんの病人や悪霊...
年間第5主日(マルコ1・29〜39)
- 2021/02/05
- 08:18
「癒やされる主」という種 私たちは、風邪をひたり、どこかに痛みを感じたりして体調を崩した時、一日でも早く元の体調に戻りたいと願うものです。また、体の痛みだけでなく気分的にモヤモヤしている時にも、スッキリした気分に戻ることを願うのではないでしょうか。きょうのアレルヤ唱には「主はわたしたちの病を身に負い、わたしたちの苦しみを担ってくださる」とあります。私たちは、この祈りに信頼してイエス様にお委ねするこ...