年間第22主日(マタイ16・21〜27)
- 2020/08/28
- 07:26
「自分を捨てる」という種 私たちは、洗礼の恵みを頂いたと同時に一人ひとりに使命も頂いています。それは、私たちの【召命】と言ってもいいでしょう。その頂いた恵みを振り返るためにもきょうのみことばでイエス様は「わたしの後に従いたい者は、自分を捨てて、自分の十字架を担って、わたしに従いなさい」と声をかけられているのではないでしょうか。改めて、私に与えられた【召命】と向き合ってもいいのではないでしょうか。 ...
年間第21主日(マタイ16・13〜20)
- 2020/08/21
- 07:22
「天の国の鍵」という種 私たちはどのくらい【鍵】を持っているでしょうか。例えば、玄関の鍵、部屋の鍵、自動車の鍵、会社のカードキーなど、最近はパソコンのIDやパスワードなど【鍵】がないと仕事ができないということもあります。この鍵は、自分が入出するだけではなく、外部からの侵入を防ぐためにも役に立つものです。 きょうのみことばはペトロが【天の国の鍵】をイエス様から授けられる場面です。イエス様は、フィリポ・...
年間第20主日(マタイ15・21〜28)
- 2020/08/14
- 10:38
「深い信仰へ」という種 私が小学5年生の頃盲腸炎になって入院したことがあります。その時、母が痛がっている私の枕元で「私があなたと変わってあげられればいいのにね」と言ってくれたことがあります。その時、私は母の深い愛を感じたことを今でも忘れません。 きょうのみことばは、カナン人の母親の信仰についての場面です。みことばの最初の節は、「イエスはそこを去って、ティルスとシドンの地方に退かれた。」という言葉で...
年間第19主日(マタイ14・22〜33)
- 2020/08/07
- 08:08
「信仰を強めてください」という種 私たちの修道会では、一日の使徒職が終わった夕方に共同で1時間の聖体訪問を行います。また、年に1度5日間の黙想の期間を取るようにしています。それは、1日を振り返り、私と神様の時間を持つためであり、1年の振り返り新たな目標を立てるためにあります。 きょうのみことばは、群衆に5つのパンと2匹の魚で満腹させた後の出来事で、イエス様が湖の上を歩かれる場面です。イエス様は、まず弟子...