復活節第3主日(ルカ23・13〜35)
- 2020/04/24
- 09:51
「開かれた目」という種 リーダーシップを日頃からとる人が突然いなくなると、それまで機能していた物事がうまく行かない、と言う事があるのではないでしょうか。一人ひとりを導く人の大切さは、その人がいなくなって実感することではないかと思います。 きょうのみことばは、エマオに向かう2人の弟子にイエス様が近づかれるという場面です。2人は、イエス様が墓からいなくなったという知らせを聞いて非常にショックを受けて、エ...
復活節第2主日(ヨハネ20・19〜31)
- 2020/04/17
- 09:39
「復活した主に出会う」という種 ある方からFacebookのメッセンジャーで「明けない夜はなく、復活されたイエスの声に耳を傾けたい。」と言う言葉をいただきました。確かに、苦しみ、不安、困難と思われる暗い時でも、必ず夜が開けると言う希望が持てるようなメッセージでした。 きょうのみことばは、復活された日の夕方にイエス様が弟子たちに現れる場面です。復活の朝は、ペトロとイエス様が愛されていたもう一人の(ヨハネ)が...
復活の主日(ヨハネ20・1〜9)
- 2020/04/10
- 10:22
「信仰の目、心の目で見る」という種 寒い冬を超えた春は四季の中で色々考えさせられる季節です。冬の間は枯れて一枚の葉も無かった木々が、春になると緑の葉でいっぱいにします。地面からは、タンポポが生えて黄色い花を咲かせます。私たち人間が慌てふためき、不安に思っていても、社会がどのように変化しても変わらずその時々の季節のリズムで自然は営まれています。これも、大きなおん父の愛と言っていいでしょう。 きょうの...
受難の主日(マタイ17・11〜54)
- 2020/04/03
- 09:23
「愛の沈黙」という種 きょうの典礼は、「受難の主日」でイエス様がおん父のみ旨を成就されるクライマックスの場面です。 みことばは、イエス様がピラト総督の前に連れられてきた場面から始まります。イエス様は、ピラトから「お前はユダヤ人の王か」という質問に対して「それは、あなたが言っていることである」と言われます。この言葉を最後にイエス様は、息を引き取る間際まで一言も話されず長い【沈黙】守られます。 ピラト...