四旬節第5主日(ヨハネ11・1〜45)
- 2020/03/27
- 09:20
「あなたの息を」という種 典礼では、いよいよ四旬節の最後の週になり、来週は「受難の主日」を迎えます。この四旬節を改めて振り返ってみるのもいいかもしれません。 きょうのみことばは、イエス様が愛しておられた「ラザロ」が復活する場面です。イエス様は、ご自分が受難と復活の前におん父の力によってラザロを復活させ、人々がおん父のみ業を信じるために最後の奇跡を行われます。 ラザロには、マルタをマリアという姉妹が...
四旬節第4主日(ヨハネ9・1〜41)
- 2020/03/20
- 11:02
「主の働きを感じる」という種 私たちは、聖体に対して、「ここに『イエス・キリスト』がいる」と感じて聖体を拝領しているでしょうか。私がいる修道会では、毎日祭壇に聖体を顕示して聖体訪問をしています。この聖体訪問は、目に見える白いホスチアの中に【イエス・キリスト】がおられると感じること、対話すること、黙想し、観想する大切な時間です。創立者は、この大切な時間を私たちパウロ家族に与えてくださったのです。 き...
四旬節第3主日(ヨハネ4・5〜42)
- 2020/03/13
- 09:53
「永遠の命に至る水」という種 私たちは、人に相談することによって迷っていたり、悩んでいたりしたことが整理されることがあります。またそのような時、私たちは相手がただ聴いてくれるだけで安心するものです。 きょうのみことばは、イエス様と井戸に水を汲みに来たサマリアの女性との会話です。イエス様は弟子たちがユダヤで洗礼を授けたことが問題になり、ユダヤからガリラヤへ帰るところでした。ユダヤからガリラヤへ向かう...
四旬節第2主日(マタイ17・1〜9)
- 2020/03/06
- 09:15
「彼に聞け」という種 私たちは、共同で何かをするときには、リーダーの指示に従って目標に向かわなければなりません。例えば、合奏や合唱など、指揮に従わないとリズムや抑揚、表現などバラバラになってしまいます。共同体で動くときには、全体を導く人が大切になっていくのです。 きょうのみことばは、【主の変容】の場面です。みことばは、「6日の後」という言葉から始まっています。この「6日の後」という言葉は、マタイ福音...