聖家族 (マタイ2・13〜15、19〜23)
- 2019/12/27
- 09:12
「一人ひとりの中のイエス様を愛しむ」という種 きょうの典礼は、『聖家族』の祭日で、『主のご降誕』の祭日の次に来る日曜日に祝われます。日本では、「子供の日」「母の日」「父の日」があってそれぞれを祝いますが、【家族】を祝うというのはありません。私たちは、改めて私たちの【家族】を振り返って見るのもいいかもしれません。 きょうのみことばは、ヨセフ様がマリア様とイエス様を連れてエジプトに、ヘロデからの迫害を...
待降節第4主日 (マタイ1・18〜24)
- 2019/12/21
- 07:18
「夢からの恵み」という種 時々、「寝ている時、私は夢を見たことがない」という方がいますが、逆に「今日、こんな夢を見た」と話してくれる方もいます。夢について深く考えたことはありませんが、印象深い夢は、起きてからも覚えていることもあります。人によっては夢を見たことが、日常の生活の中で起こり、「あれは、『正夢』だったのかな」と思う人もおられることでしょう。 きょうのみことばは、いよいよ【主の降誕】を間近...
待降節第3主日 (マタイ11・2〜11)
- 2019/12/13
- 09:22
「喜びのうちに待つ」という種 町にはイルミネーションが点灯されて私たちは、視覚を通してもクリスマスが近いことを知ることができます。典礼では、「待降節第3主日」を迎え、もうすぐ「主のご降誕」が来ることを喜び、待ちどうしく心が跳ねるのではないでしょうか。また「待降節第3主日」は、喜びの主日とも言われ、アドヴェントキャンドルはピンク色の3本目のローソクに火が灯されますし、教会によっては、司祭の祭服の色がピ...
待降節第2主日 (マタイ3・1〜12)
- 2019/12/06
- 09:28
「新しい人になる」という種 待降節に入り、祭壇にはアドベントキャンドが置かれ、祭服の色が紫に変わり、馬小屋が作られ、そして、共同回心式が行われます。この「共同回心式」は、【回心】ですから罪を悔やんで罪を赦して頂くために行います。そのためには、私の心の中をゆっくり振り返る時間が必要になってきます。ここで大切なことは、「私が自分の罪を振り返る」というのではなく「三位一体の恵みに照らされて」私の心を振り...