主の昇天 (ルカ24・46〜53)
- 2019/05/31
- 09:30
「側におられる」という種 私たちは、愛する人がいつも身近にいると感じる時、安心します。私たちにとって昇天したイエス様は、たとえ肉眼では見えなくても私たちの側におられると感じられるのではないでしょうか。改めて、【昇天】されたイエス様を感じてみてもいいかもしれませんね。 きょうのみことばは、イエス様が昇天される場面です。私たちは、【主の昇天】に続き【聖霊降臨】を迎えます。ミサの福音は、この二つの典礼の...
復活節第6主日 (ヨハネ14・23〜29)
- 2019/05/24
- 09:14
「【愛】というパスワード」という種 インターネットを使って何かを登録するときなど、IDとパスワードが必要になります。たとえば、ネットでお買い物をするときには、そのお店のIDとパスワードを最初に作ってからでないと購入できませんし、フェイスブックなどのSNSを始める時IDとパスワードが必要になってきます。このIDとパスワードは、これから始めようとするための「鍵」とさらにセキュリティーを強めるための暗証番号と言...
復活節第5主日 (ヨハネ13・31〜33a、34〜35)
- 2019/05/17
- 09:21
「いいね」という種 私は、フェイスブックやツイッターの他にいくつかのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をしています。そのようなSNSには、投稿した人に「いいね」というリアクションを返す機能が付いています。また、自分の感想をコメントとして投稿し、お互いの意見交換ができます。イエス様は、「互いに愛し合いなさい。」と言われます。私たちは、一人ひとりの中におられるイエス様に「いいね」とできれば豊か...
復活節第4主日 (ヨハネ10・27〜30)
- 2019/05/10
- 07:31
「わたしは主の羊」という種 ある方が「ヤギたちは私がヤギ小屋に餌を持って行くと、みんな小屋から出てきて、餌を食べるのです。それが、とても可愛いいの。」と話してくれました。そこには、その方とヤギたちの信頼関係ができていて、この人が来れば餌をもらえる、とヤギたちもわかっているのです。私たちとイエス様との関係は、どうなのでしょうか。 きょうのみことばは、ユダヤ人たちがイエス様に「いつまでわれわれをじらす...
復活節第3主日 (ヨハネ21・1〜19)
- 2019/05/04
- 09:38
「イエス様と共に」という種 人との出会いは、不思議な縁です。あたかも自分がその人と出会ったと思われがちですが、実はおん父のご計画と言ってもいいでしょう。弟子たち同士の出会いもイエス様が選ばれましたが、弟子たちが福音宣教の中で出会う人々も三位一体の神を通しての出会いではないでしょうか。 きょうのみことばは、「不思議な漁」と「イエス様とペトロとの愛の確認」の2つの場面です。ペトロと6人の弟子たちは何を語...