年間第3主日 (ルカ1・1〜4、4・14〜21)
- 2019/01/25
- 09:30
「『今日という』恵みの日」という種 「日日是好日」という言葉があります。これは、晴れの日は晴れの良い日であり、雨が続いてもまたそれも良い日であり、たとえ曇りの日、雪が降る日であってもそれぞれに良い日である。その日、その日を良い日として感じ、受け入れるということのようです。私たちが頂いている、1日は掛け替えのないおん父から頂いた「良い1日」なのだということなのでしょうね。 きょうのみことばは、ルカ福音...
年間第2主日 (ヨハネ2・1〜11)
- 2019/01/18
- 12:19
「水を汲む」という種 教会の典礼は、「待降節」「降誕節」そして「主の洗礼」をお祝いした後に「年間」となりました。一般の社会も「クリスマス」「年末年始」を経て「通常」に戻っています。みことばも、イエス様が宣教を開始する場面となります。C年はイエス様の【最初の徴】である『カナの婚礼』の箇所が朗読されます。きょうのみことばは、一つの【婚礼】の物語として味わうのではなくイエス様の救いとはどのようなものなの...
主の洗礼 (ルカ3・15〜16、21〜22)
- 2019/01/11
- 08:06
「聖霊と共に」という種 私たちにとって【洗礼】とは、いったい「何」なのでしょう。洗礼の秘跡は、生まれてすぐに洗礼を受ける「幼児洗礼」と、自分の意思を持って何かのきっかけで神様を求めて洗礼を受ける「成人洗礼」と2つあります。私は、前者の方で生まれてすぐに洗礼の恵みをいただきました。物心ついた時には、両親とともにミサに行き、何の疑いもなく神様を信じていました。ただ、小学校の時一度だけ「どうして周りの友...
主の公現 (マタイ2・1〜12)
- 2019/01/04
- 12:57
「星に気がつく」という種 私たちは、人にプレゼントを贈る時に相手のことを思い、「何がいいだろうか」「どんなものが喜ばれるかな」と考えて準備をします。きょうの典礼は、【主の公現】で、東方の博士たちがイエス様に「黄金」「乳香」「没薬」を捧げる場面が読まれます。博士たちの贈り物は、王位の象徴である「黄金」、祈りの象徴である「乳香」、死の象徴である「没薬」と言われています。博士たちがイエス様の生涯を考えて...