聖家族 (ルカ2・41〜52)
- 2018/12/28
- 10:38
「私たちは『神の子』」という種 私たちの12歳ってどのような時期だったでしょう。また、皆さんのお子さんの12歳ってどうでしたか。もしかしたら、今12歳の子ども向き合っている方もおられることでしょう。一般に12歳と言いますと、小学6年生か中学1年生です。私の知人に中学1年生のお嬢さんを持つご夫婦がいて「最近娘は、あまり私たちと話さなくなりました。」と仰っていました。中学1年生は、小学校を卒業してちょっとお兄さん...
待降節第4主日 (ルカ1・39〜45)
- 2018/12/22
- 09:44
「挨拶から生まれる」という種 私たちは、その日に初めて会った親しい人には、「おはようございます」「こんにちは」など「挨拶」をします。また、別れるときにも「さようなら」などと「挨拶」をします。挨拶の由来は、禅宗の師匠が弟子の悟りの深浅を測るために言葉を交わしたことが始まりだそうです。私たちが何気なく交わしている「挨拶」も由来を知ると深いものがありますね。 きょうのみことばは、マリア様がエリサベトを訪...
待降節第3主日 (ルカ3・10〜18)
- 2018/12/14
- 09:55
「どうすればよいのでしょうか」という種 私たちは、人生の中で【師】という人に出会うことがあるのではないでしょうか。例えば両親であったり、学校の先生や習い事の先生であったりと、人との出会いの中で人生を大きく左右し、影響を与えてくれた人がいるのではないでしょうか。私は、自分の召命のきっかけとなった神父様がいました。まだ、小学生3年生の頃その神父様と出会い「僕は、このような神父様になりたい」と思ったので...
待降節第2主日 (ルカ3・1〜6)
- 2018/12/07
- 09:06
「大掃除」という種 私たちは、年末になると決まって「大掃除」を行います。年末の大掃除は、平安時代から始まり、1年の汚れを清める「煤払い」と言って仏壇や神棚を掃除し新年にやってくる「歳神様」に気持ちよく過ごしていただくためにするそうです。また、江戸時代には、12月13日が「鬼の日」と言うことで「鬼を外に出して福を呼ぶ」ということで、この日に「大掃除」を行なっていたようです。 このように考えますと、待降節...