年間第22主日 (マルコ7・1〜8、14〜15、21〜23)
- 2018/08/31
- 21:48
「何が大切か」と言う種 今はあまり聞きませんが、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」とか「食べて横になると牛になる」と言う言葉があります。これらのことは、正しい根拠があるわけではありませんが、昔はこのような言葉を子どもに言い伝えることで、健康やしつけなどを教えていたのではないでしょうか。 きょうのみことばは、ファリサイ派の人とエルサレムから来た律法学者たちがイエス様の弟子たちのある人が手を洗わず...
年間第21主日 (ヨハネ6・60〜69)
- 2018/08/24
- 13:05
「イエス様を信じ、知る」という種 私たちの心は弱く変わりやすいものです。始めは、気に入っていても時間が経つにつれて「飽き」がくることもあります。新しいカバンを購入しても、また、別のカバンを欲しくなったり、何か趣味の道具なども少しずつ新しいものが欲しくなったりしてしまいます。では、人間関係はどうでしょうか。始めから気が合って長く付き合う人もいますが、ちょっとした誤解や性格が合わなくなって付き合いが途...
年間第20主日 (ヨハネ6・51〜58)
- 2018/08/17
- 09:29
「イエス様の肉を食べ、その血を飲む」という種 子どもたちに大人気のキャラクターの一つに「アンパンマン」があります。もちろん、大人にも好かれているようです。アンパンマンは、お腹をすかせている人に自分の顔をちぎって「ぼくの顔を食べなよ」と言って食べさせる場面や、歌詞の中にも「愛と勇気が友達さ」と言う一節もあります。なんだか、イエス様を思わせるキャラクターのような感じがいたします。 きょうのみことばは、...
年間第19主日 (ヨハネ6・41〜51)
- 2018/08/09
- 10:15
「おん父から養われる」という種 私たちはどのような時に【不平】を言うのでしょうか。「不平」は、心が「平和」「平安」ではない時に起こります。例えば、自分の意見や考えた通りに物事が運ばれなかったときではないでしょうか。一生懸命考えた自分の企画が思い通りにいかなかった、せっかく作った夕飯を断られた、良かれと思って言ったことが逆の結果になった時などに程度の差はありますが【不平】が起ってきます。もしそのよう...
年間第18主日 (ヨハネ6・24〜35)
- 2018/08/03
- 09:48
「聖体を頂く」という種 初聖体を受ける前の子どもにたちにとって【聖体】は、どのようなものなのでしょう。私がまだ幼稚園に通っていた頃に、親と一緒に聖体拝領の列に並び司祭の前に行きました。そうしましたら、司祭が私の口の中に聖体を入れてくださったのです。その時の私は、まだ初聖体前ですし聖体が何であるかを勉強したわけでもありません。ただ、その時の聖体の味は、牛乳瓶の蓋のような感じがしたのを覚えています。...