キリストの聖体の祭日 (マルコ14・12〜16、22〜26)
- 2018/05/31
- 20:19
「聖体となられたイエス様」という種 少し前にある家族と外で食事をしました。その食事は美味しく料理の一品一品に舌鼓を打つことができました。その時、奥様が「美味しいものを食べると幸せになりますね」と言われたのです。確かに美味しい食事をすると幸せな気分になりますが、やはり一つの食卓を囲み、お互い会話をすることも美味しい食事をするために欠かせないのではないでしょうか。 パレスチナ地方での過越の食事は、私た...
三位一体の主日 (マタイ28・16〜20)
- 2018/05/25
- 07:30
「『三位一体の神』を意識する」という種 私たちは、1日に何回「父と子と聖霊」という【三位一体】の神様を口にするでしょうか。食前、食後の祈りをする時に「十字」を切る時に、ミサや朝の祈り夕の祈りの時に、栄光唱を唱える時にこの「父と子と聖霊」という言葉を口にすることでしょう。ではこの「父と子と聖霊」と言葉にする時、私たちはどのくらい【三位一体】の神を意識しているのでしょうか。せめて「三位一体の主日」の一...
聖霊降臨の主日 (ヨハネ15・26〜27、16・12〜15)
- 2018/05/19
- 05:37
「聖霊というプレゼント」という Facebookをしていると時々「今日は○○さんの誕生日をお祝いしましょう」というメッセージが届きます。そんな時には、その方のことを思ってメッセージを送ります。その方が近くにいる時には、プレゼントを準備することもあります。きょうの典礼は、「聖霊降臨の主日」で、「教会の誕生日」とも言われています。イエス様は、私たちに【聖霊】という素晴らしい誕生日プレゼントをくださったのではない...
主の昇天 (マルコ16・15〜20)
- 2018/05/11
- 21:18
「ともに働いてくださる主」という種 私たちは、身近な人の死に会う時その方との関係が深ければ深いほど悲しみも深いものです。しかし、亡くなった後には、その方の存在がある意味で身近に感じるということもあるのではないでしょうか。もうその方に触れることも、直接肉声を聞くこともできませんが、その方が私の中にいる、いつも側にいて「私を見守ってくれている」という感覚を体験した方もおられることでしょう。イエス様が昇...
復活節第6主日 (ヨハネ15・9〜17)
- 2018/05/05
- 14:02
「おん父におねだりする」という種 私たちは、何か人に頼みごとをする時に「お願い、一生のお願いだから○○して」と言うことが何度かあるのではないでしょうか。もちろん、「一生のお願い」というものは、そんなに度々あるものではないのですが、それでも口にすることはあるでしょう。そして、お願いをされた方も、それが「一生のお願い」ではないことを知りつつも何とかして相手に応えたいと思うものです。そこには、お互いの【愛...