年間第4主日 (マルコ1・21〜28)
- 2018/01/26
- 11:00
「助けて」という種 「魔が差す」という言葉があります。悪魔に取り憑かれたように、普段ならしないような言動で人を傷つけたり、取り返しのつかないようなことをしたりすることがあります。後で考えると、どうしてあのようなことを行ったのか分からないということがあるかもしれません。 きょうのみことばは、イエス様が会堂で「悪霊に憑かれた男」を癒す場面です。イエス様は弟子たちと共に、カファルナウムの会堂に向かいます...
年間第3主日 (マルコ1・14〜20)
- 2018/01/19
- 08:08
「仲間と一緒」という種 大阪の登美ヶ丘高校にダンス部があり、このダンス部は、NHKの紅白に出たり、沢山のコンクールで賞を取ったりとても有名です。もちろん、その練習は、まさに血がにじむような大変厳しいものです。しかし、彼女らは、それぞれ仲間がいるからその厳しい練習に乗り越え、嬉しいときはみんなで喜び、悔しいときはみんなで泣いていました。彼女らのダンスは、それぞれ【仲間】として一致があったから見ている人...
年間第2主日 (ヨハネ1・35〜42)
- 2018/01/12
- 09:26
「主へのきっかけに気づく」という種 人との出会い、また、何か物事との巡り合わせというのはきっかけが大切になるのではないでしょうか。少し前に「いつやるか? 今でしょう」という言葉が流行りましたが、その【今】を逃がしたとき、次の機会がまた来るのかどうか判断できない時があります。 きょうのみことばはイエス様がご自分の最初の弟子たちを選ばれる場面です。ヨハネ福音書は、他の福音書のようにイエス様がご自分から...
主の公現 (マタイ2・1〜12)
- 2018/01/05
- 21:50
「星に導かれる」という種 百貨店のエレベーターの中で、お母さんとお嬢さんが「ああ、クリスマスも終わりお正月も終わって、後は、『ヴァレンタイデー』かな」と会話をしていました。確かにこの会話は、今の日本人の大部分の方の考えなのかもしれません。確かに、街中で11月が終わるとクリスマスまで「クリスマス・イルミネーション」や「クリスマス商戦」というものがあり、クリスマスが過ぎるともうお正月の準備がなされていま...