キリストの聖体 (ルカ9・11b〜17)
- 2016/05/27
- 07:22
「イエス様を与える」という種 メディアなどで広さをたとえる時に「東京ドームの何個分の広さ」というように使われることがあります。その東京ドームの広さは、約4.7ヘクタールで、座席数は、55,000人だそうです。ちなみに、日本武道館の座席数は、14,471人、両国国技館は、11,098人だそうです。 きょうの典礼は、「キリストの聖体」で、みことばは、イエス様が5千人の人に5つのパンと2匹の魚を食べさせるという場面です。みこと...
三位一体の主日 (ヨハネ16・12〜15)
- 2016/05/20
- 07:24
「三位一体」という種 きょうの典礼は、「三位一体の主日」です。最近では、信者でない人も「三位一体」という言葉を使うことがありますが、本当の意味を理解している人は、いないのではないでしょうか。この「三位一体」について、聖アウグスティヌスとイエス様との有名な話があります。アウグスティヌスが「三位一体」について考えながら海岸を歩いていました。そのとき、小さい子が砂浜に小さい穴を掘って、海の水を中に入れて...
聖霊降臨の主日 (ヨハネ14・15〜16、23b〜26)
- 2016/05/13
- 08:35
「ともにおられるお方」という種 何かのイベントを企画するとします。そのイベントを行う前から何度も、何度も会議をし、いろいろな手配や段取りを行います。たとえば、会場の手配や人の確保、タイムスケジュールや経費の概算などそれでもうまくいくかどうか分からないという不安は、残ってしまうものです。 私たちは、時々「結果オーライ」とか「終わりよければすべてよし」ということわざがあるように、本当にそのイベントが終...
主の昇天 (ルカ24・46~53)
- 2016/05/07
- 05:34
証人としての使命という種 きょうの典礼は、「主の昇天」です。イエス様は、復活された後、たびたび弟子たちとお会いになられていました。しかし、イエス様は、ご自分がいつまでも弟子たちとともにいるということをなさいませんでした。イエス様は、十字架上の死という別れだけではなく、人の目で見えない状態になられます。「主の昇天」は、おん父のご計画の中でイエス様と弟子たちの地上でのお別れと言ってもいいでしょう。 イ...