年間第4主日 (ルカ4・21〜30)
- 2016/01/29
- 05:59
「みことばの恵みを味わう」という種 すもうの決まり手の中に「差し手を浅く相手のわきに引っかけ、手前へ引きながら体を開き、一方の手で相手の肩をたたいて前へはわせるという」もので、「肩すかし」という業があります。この意味を用いて私たちは、期待がはずれたり、気勢がそがれたりする時に、「肩すかしを食う」という言葉を遣います。もっと、くだけた言う時には、「エッ、それだけ。」という表現になるのではないでしょう...
年間第3主日 (ルカ1・1〜4、4・14〜21)
- 2016/01/22
- 07:29
「与えられた使命」という種 私たちの周りには、お互いの生活を支え合うたくさんの職業があります。衣食住では、衣料関係、食料品関係、技術関係で働く人、また、医師や警察官そして消防士、銀行員もいれば、俳優やタレントさんなど様々は職業の人がいます。それら1つひとつの職業は、私たちが生活するためにとても助けになるものです。 きょうのみことばは、福音記者ルカが『福音書』を書くにあたっての紹介と、イエス様の使命...
年間第2主日 (ヨハネ2・1〜11)
- 2016/01/15
- 08:17
「私たちの祈り」という種 ある方が「ブラザー、神様ってお祈りを聞いてくださるのでしょうか? 私は一生懸命祈っているのに、まったく聞いてくれないのです。」という質問を受けたことがあります。確かに、私たちは、いろいろなことを神様に祈ります。神様は、私たちが願った祈りを100%かなえてくださるかどうかは分かりません。時には、私たちが祈った願いにそぐわない結果となる場合もあることでしょう。しかし、そうであっ...
主の洗礼 (ルカ3・15〜16、21〜22)
- 2016/01/08
- 07:53
洗礼の恵みという種 教会の中の馬小屋やクリスマスの飾りが片付けられたことと思います。また、街の中もクリスマスどころか、正月の雰囲気から通常のモードに切り替わったのではないでしょうか。ただこの時期は、教会の中でも街の中でも大きな行事として「成人式」があげられるのではないでしょうか。きょうの典礼は、【主の洗礼】を祝われます。私たちは、毎年復活祭の時に「洗礼の更新」をいたします。それは、新たに洗礼を受け...
主の公現(マタイ2・1〜12)
- 2016/01/04
- 08:50
「私たちにとって公現とは」という種 私たちは、プレゼントをする時に贈る相手のことを考え、思い浮かべながら品物を選ぶのではないでしょうか。実際の品物もそうですが、心を贈るということもあるかもしれません。 きょうの典礼は、「主の公現」の主日です。漢字では、「公」に「現す」と書かれています。これは、イエス様がユダヤ人たちだけではなく、異邦人に対してお現しになれたということをお祝いする記念日です。みことば...