四旬節第2主日 (マルコ9・2〜10)
- 2015/02/27
- 11:55
心の声に耳を傾けるという種 私たちは、何か大切なことを考えたり、求めたりしているときに、何かの拍子で、思ってもいなかったことが口から出たり、頭に浮かんでくることがあります。その言葉や考えが意外と大切な「ヒント」だったり「気づき」であったりするものです。それは、もしかしたら、私たちの心の中に芽生えた「心の声」なのかもしれません。私たちは、物事を考える時に【頭の次元】で物事を考えてしまいます。それ自体...
四旬節第1主日 (マルコ1・12〜14)
- 2015/02/18
- 05:51
神の国へ向かう心という種 母親が子どもへの言葉掛けの第1位は「早くしなさい」という言葉だそうです。子どもたちは、まず、「早く起きなさい」から始まり、「早く(朝御飯を)食べなさい。早く学校に行きなさい」となり、学校から帰って来ると、「早く宿題をしなさい。早く(晩ご飯を)食べなさい。早くお風呂に入りなさい。早く寝なさい。」など、子どもたちは、母親の「早く○○しなさい」という言葉を1日に何度も聞かされてい...
年間第6主日 (マルコ1・40〜45)
- 2015/02/13
- 07:25
「すべてにおいて主を賛美する」という種 ことわざに「人の口には、戸が立てられない」という言葉があります。この意味は、「世間のうわさ話は、防ぎ用がない」ということです。もちろん、うわさ話だけではなく、私たちは、嬉しかったこと、楽しかったこと、また、逆に悲しかったこと、怒っていたことなど、普段と違ったことが起こった時に、自分の中で留めておくことができずに、人に話してしまいます。そして、人に話すことで、...
年間第5主日 (マルコ1・29〜39)
- 2015/02/06
- 07:26
信仰のうちに願うという種 救急車の一日平均の出動回数は、日本全国で15637件「『平成24年版消防白書』(総務省消防庁)」で、約5.5秒に1回の割合だそうです。これだけの人が怪我、事故、病気などで病院に搬送されているのです。また、大きな病院の待合室には、多くの患者さんが自分の順番が来るのを待っています。医者は、毎日多くの患者さんを診察しなければならないのです。みことばの中にもイエス様が多くの病人、汚れた霊に...