聖ペトロ 聖パウロ使徒 (マタイ16・13〜19)
- 2014/06/27
- 06:01
ことばの力、という種 “言霊”という言葉があります。意味は、「ことばに宿る霊的な力のこと」として使われているようです。このことは、人が口にした言葉が現実の行いに何らかの影響が表れると言われ、良い言葉を口にしていると、良い影響が表れ、その反対に悪い言葉を口にすると悪い影響が表れるというと言われているようです。私たちは、この“言霊”ということを信じるかどうかは別として心にとめてもいいのかもしれません。 も...
キリストの聖体 (ヨハネ6・51〜58)
- 2014/06/20
- 07:25
“永遠に生かされている” という種 私が最初に聖体を口にしたのは、まだ、初聖体を受ける前の4歳くらいの時でした。前後は、忘れたのですが、両親とともに聖体拝領の列に加わり、なぜか聖体を頂いたのです。いま思うには、大人たちが、頂いている聖体に興味があったのでしょう。神父様も意識していなかったのでしょうが、私の口に聖体を入れてくださったのです。その時の味は、おいしいという感じではなく、牛乳の蓋の味? がした...
三位一体の主日 (ヨハネ3・16〜18)
- 2014/06/13
- 12:51
“ただ、信じるだけ”という種 今日の典礼は、【三位一体の主日】です。先週の【聖霊降臨の祭日】を終えた後、年間の典礼に入りました。その最初の日曜日がこの【三位一体の主日】です。ちなみに次の週は【キリストの聖体の主日】です。【聖霊降臨の祭日】を境に復活節が終わり年間の典礼に入るのですが、信仰生活に大切な典礼を二週続けて、教会が定めているのは、とても素晴らしいことではないでしょうか。 以前、ある神父様から...
聖霊降臨の主日 (ヨハネ20・19〜23)
- 2014/06/06
- 07:25
「息を吹きかけられる」という種 誕生日の時にケーキに歳の数だけのローソクの火を灯し、祝われる人がその火に息を吹きかけて消していく、という習慣はいつ頃からあったのでしょうか。日本の習慣ではなくたぶん、戦後になって外国から来たのではないかと思われます。きょうの典礼は、【聖霊降臨の主日】で、教会の誕生を祝う日です。みことばの中でイエス様は、弟子たちに息を吹きかけて聖霊を与えられます。誕生日ケーキのローソ...