年間第8主日 (マタイ6・24〜34)
- 2014/02/28
- 09:06
思い煩わないという種 忙しい社会の中で、ボーッとすることは、とても貴重な時間なのかも知れません。私たちは、一日の中でどのくらいボーッとできるでしょうか。一日の仕事が終わって、お風呂の中、お布団の中、あるいは、通勤、通学の電車の中、よくよく考えてみれば、一日にボーッとする時間を持つと言うのは、とても難しいことかもしれません。すべての人がそうとは言えませんが、例えば、夜空の星を見る時、車窓から外の景色...
年間第7主日 (マタイ5・38~48)
- 2014/02/21
- 11:05
敵を愛するという種 毎日新聞のコラムの中に、映画『炎のランナー』の主人公である英国人宣教師エリック・リデル師のことが書かれてありました(2014年2月19日「朝刊」)。彼は、第二次大戦中に旧日本軍捕虜収容所で43年間の生涯を終えました。同じく英国人宣教師スティーブン・メトカフ師は、エリック・リデル師と同じ収容所にいてリデル師が亡くなる前に彼のぼろぼろのランニングシューズを手渡されたのです。メカトフ師は、リ...
年間第6主日 (マタイ5・17〜37)
- 2014/02/14
- 07:18
真の掟を守るという種 私たちは、それぞれ寿命があります。寿命は、財産を持っている人もそうでない人も、権力を持っている人もそうでない人も、すべての人に平等にあります。それぞれ、年齢の差はあるもののいつかは、天に召されていくのです。それは、イエス様の時代も変わりません。人々は、亡くなっても永遠に救われるか、永遠に救われないかということを思い続けていたのではないでしょうか。 福音書の中でも度々人々は、「...
年間第5主日
- 2014/02/07
- 11:53
(マタイ5・13〜16)輝くという種 私たちは、輝いているでしょうか。人が何かに打ち込んでいる姿、その人が好きなことを一生懸命しているときの姿は、周りの人から輝いて見えるのではないでしょうか。例えば、オリンピックに出場するために日頃からトレーニングを行う姿、料理の修業を行う調理人の姿、楽器を演奏する練習する演奏者の姿、また、テレビや新聞などで「○○の匠」とか「カリスマ○○」などとい言われる方々の姿など、彼...